学際生命科学東京コンソーシアム - Tokyo Interdisciplinary Life Science Consortium

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第3回 市民講演会 ~大切な「いのち」を守る科学~

第3回市民講演会は140名もの方々がご参加していただきました。また質疑応答では多くの市民の方が積極的に発言していただき、とても有意義な講演会となりました。誠にありがとうございました。

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会 場:東京医科歯科大学 歯学部特別講堂(4F)

     ※会場案内図はこちら

     (当日は土曜日ですので、会場入口にご注意ください)
連絡先:東京医科歯科大学・コンソーシアム事務局
TEL: 03-5803-4937 内線4937
E-mail: gakusai.ict@mri.tmd.ac.jp
主催:東京医科歯科大学
共催:お茶の水女子大学、学習院大学、北里大学
後援:文京区

※ どなたも無料で参加できます(予約不要)

 

プログラム:
13:30 開会の辞 大山 喬史(東京医科歯科大学・学長)

座長: 棚谷 綾(お茶の水女子大学・准教授)

13:40 中山 哲夫(北里大学生命科学研究所・教授
    『ワクチンの効果と限界』

14:10 花岡 文雄(学習院大学理学部・教授)
    『遺伝子の傷を治して発がんを抑える』

14:40 村田 容常(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科自然・応用科学系・教授)
    『食品の安全性を科学的に考えよう』

15:10 休憩

座長: 萩原 正敏(東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部・教授)

15:30 鍔田 武志(東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部・教授
    『なぜヒトは免疫疾患に悩むのか?』

16:00 ■特別講演■
    永井 美之(理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター長)
    『感染症からいのちを守る国際研究ネットワーク』

16:50 閉会の辞 伊藤 智夫(北里大学薬学部・部長)

講演内容:
中山 哲夫(北里大学生命科学研究所・教授)
『ワクチンの効果と限界』
 2007年8月の麻疹、2009年の新型インフルエンザ(ブタ型H1N1)の流行にともないワクチンに対する期待が高まり、新しくワクチンが認可されてきています。ワクチンの効果、副反応を自然感染の合併症と比較して考えてみましょう。

花岡 文雄(学習院大学理学部生命科学科・教授)
『遺伝子の傷を治して発がんを抑える』
 「がん」は遺伝子の病気です。生命にとって大切な遺伝子が長い間にじわじわと突然変異を重ねて行き着いた一つの悲しい結末、それががんなのです。その原因の大半は遺伝子の傷ですが、我々の身体にはその傷を治す巧妙なしくみが備わっています。こうした遺伝子の傷を治すしくみについてお話します。

村田 容常(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科自然・応用科学系・教授)
『食品の安全性を科学的に考えよう』

人はなぜ食べるのでしょうか。農薬や食品添加物はなぜ使用するのでしょうか。遺伝子組換え食品はなぜ作られたのでしょうか。食品の安全性を、農業、食品生産、流通、保存、加工といった一連の流れの中で、科学的に考えてみましょう。

鍔田 武志(東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部・教授)
『なぜヒトは免疫疾患に悩むのか?』
 免疫は人類を含む動物が微生物感染症に対抗するために発達させてきた システムである。しかしながら、免疫応答はアレルギーや自己免疫疾患の原因 ともなっている。そこで、免疫の基本的なしくみの理解から、なぜ人類が種々 多彩な免疫疾患に悩まなければならないのか考えてみたい。

永井 美之(理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター長)
『感染症からいのちを守る国際研究ネットワーク』
 「感染症には国境がない」「日本の安全はアジアと世界の安全抜きには語れない」といった背景の下に、日本のアカデミアが途上国を中心に、相手国機関の中に日本側研究者が常駐する共同研究拠点を設置し、それらをネットワーク(NW)化するという文部科学省の事業が2005年に発足した。現在までにアジア6か国、アフリカ2か国に計12の研究拠点が設置され、活発な研究が展開されている。