博士課程「疾患予防科学」コース・領域の設置について 影近弘之(東京医科歯科大学・事業推進責任者)
急激な進歩を見せている生命科学分野において、高度な専門的知識と社会の要請に適合した汎用的能力を備え、オピニオンリーダーとなる人材の育成と社会への輩出が大学院教育に求められています。
本取組では、東京の中心部にあり、生命科学の教育研究に関して互いに補完的な特色を有している東京医科歯科大学、お茶の水女子大学、北里大学、学習院大学の4大学が連携した「学際生命科学東京コンソーシアム」を基盤に、関連する学協会、企業等のステークホルダーの協力のもと、生命科学分野人材育成のための大学院教育課程を体系化します。
博士課程における「疾患予防科学コース・領域」の設置(2014年度開講予定)、共通カリキュラムの開発による教育研究水準の一層の高度化、学生支援(インターンシップや学外研修)・国際化事業の共同実施、共同研究体制、また地域の皆様との連携を推進することにより、東京都における生命科学の知の拠点となることを目指します。
(2013年1月)